肌荒れ・乾燥の原因と対策

・・・・・・・・・・原因・・・・・・・・・・
 健康な肌は皮脂膜と角質層が一体となって、紫外線などの対外刺激から肌を守り、角質層の水分を維持しているため、肌はしっとりと潤った状態です。
 しかしケラチニゼーションの乱れや皮脂腺の機能低下によって、皮脂膜が破壊されて角質層が損なわれると、肌に必要な20〜25%の水分が保てなくなり、肌は荒れたりかさついたりします。また、角質層が乱れた肌は紫外線が侵入しやすいため、いっそう乾燥するという悪循環を繰り返します。この状態を放っておくと、肌の老化は進む一方です。
 肌には本来、荒れ性はありません。皮脂膜と角質層が整えば、肌には必要量の水分と脂分を保持する本来の機能を発揮します。

・・・・・・・・・・対策・・・・・・・・・・

 かさつくからといって、油分を与えるのは逆効果。一時的には潤うように見えても、皮脂膜が損なわれて角質層がさらに乱れ、水分がますます逃げてしまいます。肌の潤いに必要なのは油分ではなく、水分なのです。 
 大切なのは肌にやさしいアミノ酸系洗浄料で洗顔して、その後、多糖類でケアすることです。多糖類は皮膚細胞を活性化し、ケラチニゼーションを整えます。また、角質層を修復して保湿機能を高める効果に優れているので、肌の潤いを回復させてくれます。