白髪の原因と対策

白髪は一種の老化現象ですが、心身バランスのとれた生活と、毛母細胞を活性化させる多糖類のケアによって防ぐことができるといわれています。

・・・・・・・・・・原因・・・・・・・・・・

毛髪は毛髄質、毛皮質、毛表皮の3つの層からできていて、この透明な層を通して見えるメラニンの色が髪の色を決めています。
メラニン色素の生産に必要なチロシナーゼという酵素の働きは、40歳前後から衰え始め、これに伴ってメラニン色素も減少し、白髪になるわけです。
その他の原因としては、紫外線やシャンプーに含まれる化学物質成分などによる頭皮への刺激です。角質層が乱れ、毛母細胞がダメージを受けると、メラニンをつくるメラノサイトの機能が低下するのです。メラニン色素が減少すると髪の色は薄くなっていき、やがて白髪になります。

・・・・・・・・・・対策・・・・・・・・・・

毛母細胞内に存在するメラノサイトの機能を高めるには、毛母細胞を活性化させる以外にありません。
化学物質成分を含むヘアケア製品は、頭皮の新陳代謝を抑制するだけでなく、溶解作用をもつ有害物質が毛母細胞に悪影響を及ぼします。
アミノ酸系のシャンプーで洗髪した後、多糖類パックでケアしましょう。
多糖類パックは、角質層を修復して毛母細胞を活性化させるために欠かせません。ヘアカラーやパーマをする場合も多糖類パックでケアすれば、健康な髪の状態を保てます。