枝毛・切れ毛の原因と対策

今やおしゃれに欠かせなくなったパーマやカラーリング。
でも頻繁に施すと枝毛や切れ毛の原因になります。
正しいヘアケアで髪の健康を維持するよう心がけましょう。

・・・・・・・・・・原因・・・・・・・・・・

毛髪の表面を、竹の子の皮のように重なり合って髪を保護しているのを毛表皮(キューティクル)といいます。キューティクルが健康な髪は、髪に必要な11〜13%の水分を保っています。
ところがパーマやヘアダイ、鉱物油のシャンプー、ドライヤーの熱などでキューティクルが痛んでしまうと、水分は逃げていきます。乾燥し、損傷した毛髪の強度は半減して、枝毛や切れ毛となるのです。   

・・・・・・・・・・対策・・・・・・・・・・

リンスやコンディショナーを使うと髪がしっとりするのは、油分を含む化学物質が髪に残留するためです。手ざわりはよくても、髪と頭皮には大きなダメージを与えています。
髪と頭皮にやさしいアミノ酸系シャンプーを使いましょう。頭皮と同じ弱酸性のシャンプーだから、リンスやコンディショナーは不要です。
髪をこすり合わせないように、根元から毛先に向かって手のひらでもむように洗います。
シャンプーの後は多糖類のパックでケアすると、頭皮の排泄機能が促進し、角質層が修復されるので保湿効果が高まり、健康な髪を取り戻すことができます。